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□プロローグ
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西暦XXXX年
南極と北極の氷が溶け、地球は温暖化現象の限界を迎える。
大地と海の比率は変わり、小さな島国は水という天井に潰される。
同年六月
第X次世界大戦勃発
縮小した大地をめぐっての領土争いの途中、戦闘地域の地下に避難していたシェルターから有毒ガスが漏れる。
同年七月
対有毒ガス用に作られた防火服の強化スーツでの救出が始まる。
同年十月
対有毒ガススーツを更に強化、コンセントによる電力供給で動くことが出来る超重量の鎧型兵器『マシンナリー・スーツ』の完成。
同年十一月
戦争により更に温暖化は進む。
事態を重く見た人類は終戦、世界中の電気を打ち切るという行動に出る。
夜は月の光を頼りに、昼には太陽が作り出す闇に恐怖する者も。
空白の三年間
再歴1年
世界の企業達の協力により、人類の新たな活力源『静止電池』を開発。
これにより人類は再び暗黒に光を得た。
そして静止電池の登場により、文明が再び動き出すことから、西暦から『再暦』に改定。
同年五月
ある夫婦の間に二年前に産まれた赤ん坊が、突然変異体である事が明らかになる。
生態、外見、習慣。
そのどれもが常人と同じだが、身体能力は常人の枠を遥かに超えていた。
再歴5年
静止電池に対応した家電製品の普及。
再歴20年
電気の打ち切りにより姿を消していたマシンナリー・スーツの最新型、静止電池搭載の『マシンナリー・アーマー』の開発。

そして
再歴30年
現在
 

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