貴重品

□抑えないから
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「――何にせよ今日は俺とお前だけなんだから久しぶりにゆっくりと町を見てまわるか」


『――えぇっ』

「――あぁ、行くか・・・ってうぉわっ!!」

『・・・・・・?
――どうしたの九郎?
・・・えっ!?きゃあー!!』


九郎が他の八葉のメンバーに
月海が望美と朔、白龍によって強制的に何処かへ連れ去られた・・・






―――――――
     ―――――――


『――ちょっ、望美、朔何処に連れてくのよ・・・!?
私、これから九郎と一緒にm「――いいから、私に黙ってついて来てね月海さん」・・・はい。』



望美の清々しいまでに美しく凄絶な黒いオーラを纏った笑みを向けられれば誰でも大人しく聞いてしまうようになるだろう・・・



「・・・ごめんなさいね月海・・・。けど、もう少しだけ私達に任せて欲しいの・・・。良いかしら・・・?」
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