蛇骨「明日は未来で言う“ばれんたいんでー”」
蛮骨「俺と蛇骨、どっちがチョコを貰えるか…」
“勝負だ!!”
ばれんたいんでーバトル☆(犬夜叉:蛮骨、蛇骨)
蛮骨「お前…明日何の日か知ってるか?」
チョコ争奪のため先に勝負に出たのは蛮骨。
「?もちろんだよ、蛮骨☆忘れるわけないでしょ?」
彼女は当たり前だという感じで答える。
蛮骨「そ、そっか…そうだよなぁ☆じゃあ、お前誰…
「“にぼしの日”でしょ?」
………はぁ?」
彼女の答えに安易していたのもつかの間…
彼女からは予想外の言葉が出てきた。
「だ・か・ら、214で『に・ぼう・し』。明日は近くのスーパーでにぼし買ってこなきゃv」
ルンルン♪と蛮骨の元を去って行ったヒロインちゃん。
蛮骨「………。」
蛮骨敗北。
蛇骨「俺明日『茶色くて甘いもの』食べたいんだけどなぁ〜☆」
次に勝負に出たのは蛇骨。
「茶色くて甘いもの…あぁ!」
蛇骨「わかったか?」
「カレーでしょ☆甘口の!」
蛇骨辛口駄目だったっけ〜?と勘違いを貫き通す彼女。
蛇骨「…そうじゃ無くて!」
「ん、ハッシュドビーフの方だった?あ、ハヤシライス?」
ビーフシチュー?と聞いてくる彼女。
蛇骨「…もういいや。」
蛇骨、撃沈。
────…バレンタイン当日
「にぼしは買ったし、あとは…あっ。」
現代に戻り買い物をしていると見つけたバレンタインチョコのコーナー。
「そういえば…」
────…昨年
蛮骨「へぇ〜お前の世界って祝い事がいっぱいあるんだな。」
蛇骨「なんか面倒くせぇな?」
蛇骨と蛮骨に現代の祝い事を教えていた。
「そうだね…あとはバレンタインデーとか…」
蛇骨&蛮骨『ばれんたいんでー??』
「うん。女の人から好きな男の人にチョコを送る日だよ。」
蛮骨「好きな人…じゃあ俺にチョコくれよな!」
蛇骨「あっ、ずる〜い!俺にもな!」
「あはははっ、ハイハイ。」
笑いながらも交わした約束。
────…
「ただいまぁ☆」
買い物を済まし現代から帰ってきた彼女の両手には…
可愛くラッピングされたチョコ。
「はい、二人ともhappy valentine♪」
勝負:引き分け