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束の間の休息の時間

アクセルは屋上からの景色を見たくなりエレベーターで屋上に向かった

ゼロも休憩中の筈だが見ていない
もしかしたら屋上に居るかもしれないという期待でアクセルの動力炉が早鐘をうつ

エレベーターは最上階を指し示し扉が開く

そのもう一つ先にある扉を開けば屋上だ

アクセルは躊躇なく扉を開く
外の風が心地よくアクセルに当たる

しかしそれから直ぐに固まった


そこにはゼロが…
どっかの誰か(しかも女の子)と真剣な面持ちで話している最中だったのだ

「お願いします!付き合って下さい!」

その女の子は容姿も綺麗で可愛らしく普通の男ならイチコロだろう

「…あ…アクセル!?」


ゼロに気付かれたのとアクセルがエレベーターまで走って逃げるのは同じだった

 

アクセルはエレベーターに乗り込み自分の部屋がある階を押すと近くの壁にもたれ掛かった


「どうしよう…」

あんな可愛い子、ゼロは断るのかな
もしかしたらこの後僕はもう要らないって言われるんじゃ…

アクセルはそう思うと哀しくなって
エレベーターは止まりアクセルは自分の部屋へとぼとぼと歩いて入った


それから少し経って
直ぐに部屋のインターホンが鳴った

「アクセル、俺だ
入っていいか?」

ゼロだった

直ぐに追いかけて来てくれたのだろう少し焦り気味の声
フラれるならフラれてすっきりしよう

アクセルは何故か冷静にそう思って扉のロックを解除した

「…どうぞ」

ほんの少し…ちょっとだけ躊躇してから招き入れる

「…良かった…入れてくれ無かったらどうしようかと思ったぞ」

「…別れ話なら帰ってね」

冷たい声
でも寂しい声がアクセルの口から出る

「違う
さっきの女…ちゃんと振ったからな」

「…え…?
ほんとに?」

「俺には好きな奴が他に居るから
悪いがあんたの気持ちには応えられない
ってな」


ゼロはしっかりとアクセルの翡翠の瞳を見つめて言った


「俺が好きなのはお前だけだアクセル
俺はお前だけを愛してる」


「////
ゼロ…近い…////」

至近距離で言われて顔を真っ赤にするアクセルにゼロは不適に笑った



――――

はい、ゼロアクでしたっ

告白されるゼロさんとそれを見て不安になるアクセルを書いてみましたー

どうですかね?

ちょっと長くなったかな?

まあこんなもんか…
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