Short Story
□もっと…
1ページ/2ページ
ほんとに俺の事好き?
あの日、お前が言ってくれたあの言葉は本物?
わからないよ…ユチョン。
あの言葉が、本当ならどうしてお前は…
チャンミンの傍らで眠っているの?
そんな、幸せそうな顔で。
『ジェジュン?どうしたの?灯りもつけないで。』
かけられた言葉に顔だけ向けるとユチョンが立っていた。
『…チャンミンの所にいたんじゃないのか?戻らないと思ったよ。』
『どうして?俺の居場所はここでしょ?』
俺の横に座るお前。少し肩が触れただけなのに過剰に反応して身体を離してしまった。
『…ジェジュン、何が不満?』
そんな、ユチョンの言葉に答えられないでいると。
『ジェジュンだけ見てなきゃダメなの?』
だったら…と、俺の手を取って腰に回す。
『捕まえててよ。もっと、我儘になって俺を求めてよ。』
俺は、ジェジュンのものなんだから…
→あとがき。