Short Story U
□優しいだけではダメですね。
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最近、僕は仕事で遅くなることが増えた。
寂しがり屋の貴方を残していくのが心配。
出掛ける前はできるだけ貴方に寄り添って、帰ってきたらすぐに貴方を抱き締めに行く。
貴方は(寂しかった)と、僕に抱き着いてくるけど・・・
何故か、ひっかかる。
そして・・・目撃してしまった。
うっすら開いた作業部屋のドア。
貴方の声が気がして覗いた。
目の前には、ジェジュンに唇を塞がれている貴方。
(俺でいっぱいにしてやる。お前からチャンミンを追い出してやるよ。)
ジェジュンが、ユチョンを?
特に抵抗もしないユチョンに苛立ちを感じた。
僕だけでは貴方の寂しさは埋まらないのですか?