Short Story Ⅱ
□愛の確認
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『ねぇ。俺のこと好き？』
『なんだよ、急に。』
『好きぃ？愛してる？』
突拍子もなく、愛の確認をしてくるこいつは俺の恋人。
世間では、ｾｸｼｰ担当泣き虫ﾕﾁｮﾝ。なんて言われてる。
『ねぇってばっ！』
ガバッ！
『いって…こらっ！なにすんだよっ。』
『だって…真剣に聞いてるのにぃ、答えてくれないんだもん。』
人にﾀｯｸﾙして、押し倒しておいてなんだ、その顔は。
『そんな顔してもﾀﾞﾒ。全く、間をおかずに同じ事を何回も聞くなっ。』
『だってぇ、ｼﾞｪｼﾞｭﾝが答えてくれないからぁ。ねぇ、好き？』
『あ～、もぅ…はいはい、好きだよ。だぁいすき。』
『…感情こもってない。』
込めてないし。
なんなんだよ、今日は。
やけにしつこい。
もぅ…
『…ごめん。ちょっと疲れてるから。ちゃんと、好きだよ？当たり前だろ？』
『ほんと？なら…いい。』
ぱふっ、と俺の胸に倒れ込んで満足げな顔をしてる。
『なんかあったのか？』
『ん？別にぃ。ただの愛の確認。』
『ふぅん。』
胸に顔を預けたまま、俺の指に自分の指を絡めたり、髪をいじったりしてるﾕﾁｮﾝ。何がしたいんだ？
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