Short Story
□気付いて ユチョンside
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ねぇ、笑ってよ
『わらってるぢゃん?』
ちがう、そんな笑顔じゃなくて…
『わかるのかよ、心からわらってないって…』
僕にはわかるよ、心が笑ってないことくらい。
『ほっといてよ。お前には何もできないよ』
頼ってよ。僕じゃ、頼りない?貴方の側にいるよ。
『ダメだよ。お前には重過ぎるよ。俺のこの闇は。』
ヒョン…一人で抱えないで僕に話してよ。
一人で泣いたりしないで…
『……』
「…好きです、ヒョン。だから泣くときは僕の腕の中にしてください。」
『こんな俺でもスキって言ってくれるの?チャンミン…』
「愛してます。ずっと側にいますよ。貴方の全てを受け止めますから。だから一人で泣いたりしないでください。」
『側にいてくれるの?どんな時でも?…絶対離さないで居てくれる?』
「はい。絶対離しません。」
『チャンミン……ずっと側にいて。愛してるよ。』
→あとがき