Short Story

□甘い時間2
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休日に久しぶりに二人キリになれた午後。

テーブルにはさっき煎れた紅茶が二つ。
部屋には紅茶良い香が漂う。
キッチンには手際よい手つきでお菓子を作る愛しい君。
初めて作るんだよと言っていた君。レシピを声にだして読む君の声はまるで歌っているようにも聞こえる。そんな君をソファーに座って眺める。

『何ができるんだ?』
『ん〜?内緒。』
紅茶の香に混じってレモンとバニラの香がする。
君が作るものはどんなものだって美味しいに決まっている。


午後のやわらかな陽射しに照らされた君はホントに美しい。
気付かれないようにそっと君の後ろに行き、ぎゅっと抱きしめる。

『ちょっと!危ないよ。』
『いいじゃん。抱きしめられながら作るのもさ。』
もぅ。といいながらも少し頬を染めてる君がすごく可愛く思えて思わずKissをした。
『//んっ…もぅ、邪魔するなよ。』


こんな幸せな時間が続くといい。
たとえ明日世界が終わるとしても俺は君と一緒いるよ。


『何、考えてる?』
『ん?お前の事。この先ずっと一緒にいたいって。』
いくら愛しても愛し足りない。言葉や態度で表すだけじゃ足りない。
『//よくそんな恥ずかしい事、さらっと言えるな。』
『ホントの事だし。好きだよ。ジェジュン。お前に出会えて俺は幸せだよ。』
『ユノ……俺も…』
顔を赤く染めてうなづきながら言った君がとても愛おしい。


ずっと一緒にいよう。
二人でいるだけでそれだけでとても甘い…愛の時間。


→あとがき
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