memorial Story

□Xiah's Birthday
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11月に入り、もうすぐ一年がおわるんだなぁなんて考えてた。

僕とユノの関係をメンバーに認めてもらってから、1ヶ月が経っていた。
あの日から、隠す必要もなくなったけどやっぱりすぐに行動が直ることもなくて、今だに皆の前では素直にユノに甘えられない。

ユノもそうみたいで、皆の前ではなんら今までと変わらない接し方しかしてこなかった。

まぁ、そんなに簡単に切り替えることなんてできないよね。



『じゅんす〜。』
『なに?ユチョン。』
妙な笑顔を浮かばせて僕を呼ぶユチョン。

『あのさっ、やっぱり誕生日はユノと二人で過ごしたい?』
あまりに突然のことに言葉を失ってしまった。

『ジュンス?ねぇってば。どうなの?』
『えっ、うん。そりゃ、やっぱ過ごしたいかな//』
『だよねぇ♪って事で来月のスケジュールを確認したわけ。そしたらね…』

ユチョンの話をまとめると、ちょうど来月の僕の誕生日当日。午前中には仕事がおわり翌日は珍しく休みなんだそうだ。
そこで、当日はユノと二人きりでお祝いをして、翌日はみんなでお祝いをしようって考えたんだけどって。

普通、本人に言うかな…って思ったけどユノとのことも考えた上での提案が嬉しくて快く承諾した。
『じゃ、決まりね!ジュンスは何にも考えなくていいからね。後は俺達にまかせて!』

なんかすごく嬉しそうなユチョン。嬉しいのは僕の方なんだけどなぁ(笑)

ユノと二人きりですごせるんだ♪
たのしみだっ。泊まり…ってのもアリなのかな。なんて1人で勝手に想像してみたりして(笑)


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