Short Story

□甘い時間
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『出来たよぉ〜チャンミン。』
『やっとですね。待ちくたびれましたよ。』
『チャンミンが邪魔するからだ。紅茶入れ直すね。』

出来立てのお菓子と入れ直した紅茶を運ぶ貴方の姿がとても愛おしい。
見た目は不格好なそれを口に運ぶ。

『美味しい?まずくない?』
『…美味しいですよ。初めて作ったわりには。』
『ホント?…パクっ…』
僕が美味しいといったそれを貴方は口に運ぶ。

『…まずっ…チャンミンの嘘つきぃ。無理して食べなくていいからぁ。もぅ、なんか他にあったかなぁ。』
と、席をたとうとする貴方の腕を掴んで止める。
『何言ってるんですか。美味しいですよ?。だってユチョンの愛情がたくさん入ってるでしょ?』
『//チャンミン…。』



『また、作ってくれるでしょ?愛情たっぷりのユチョンの愛の証。』
『…うん。次はジェジュンにちゃんと習って美味しいもの作るぅ。』
『だから、美味しいって言ってるのにぃ。』
『もぅっ、食べなくていいよぉ。お腹壊してもしらないからねぇ。』


ただ、貴方と二人でいられれば幸せ。この二人の甘い時間が永遠に…


→あとがき
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