long Story

□すれ違い?
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ユチョンside



今日もあの人は一人で百面相してる。
なんで?
そういえば、いつも俺がジュンスと遊んでる時に決まってあの表情…。気のせい?自惚れかなぁ(笑)


『ちょっと、やめてよユチョ〜ン。手元が狂うじゃんっ、負けたくないからって邪魔しないでよっ。』
『こんなことしなくたって俺は負けないよ〜だっ。ジュンスいぢると面白いんだもん(笑)』
俺とのゲームに一生懸命なジュンスのほっぺをつっついて邪魔してやる。
ゲームの勝ち負けなんかどぉでもいいんだけどねぇ。

『あっ…』
今度は溜息…どうしたんだろ。なんか悩みかなぁ。ここからじゃチャンミンと話してる声が聞こえないからなぁ、何話してるんだろ。

…ってか、またジェジュン、ユノにくっついてる。全く、俺がユノの事スキなの知ってるくせにぃぃ。


その夜ユノとジェジュンは二人して出掛けて行った。
出かけるときジェジュンは
『上手くユノの気持ち探ってくるからさぁ〜♪』
って。
俺としてはあなたと二人キリになるほうが心配なんですけど…。

『う〜ん、心配…』
『何が心配?』
ジュンスが俺の顔を覗き込んで聞いた。
『えっ?あぁ〜ユノがさ…』
『ユノがジェジュンに襲われやしないか心配?(笑)』
ジュンスも俺のユノへの気持ちを知っている。
『ジェジュンもユチョンの気持ち知ってるんだから大丈夫でしょ?』
『そだけどさ。……』
『早く、スキだって言っちゃえばいいじゃん。ユノなら真剣に聞いてくれるよ?』




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