memorial Story

□ホワイトディに贈るのは?
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ひろみきの場合___


ホワイトデー。

バレンタインのお返しにクッキーとか、キャンディとかを渡す日。

バレンタインにはユチョンが生チョコを作ってくれた。
不恰好だったけど愛情がたっぷり入ってた。


お返しは何にしようか。
ケーキはバレンタインに作ったしな。

『ユチョ〜ン。何食べたい?』
『はぁ〜?夕飯の話?』
『とにかく、何が食べたい?』
『ん〜と・・・・・・ミッキーの型抜きクッキー。あはっ、韻を踏んだぁ。』
『ばぁか。クッキーでいいの?』
『ジェジュンの作ったのならなんでもたべたぁい♪』

そう言って抱き着いてくるユチョン。
顔を覗き込んで、得意の上目遣い。

『ホワイトデーでしょ?俺からもあるよっ。』
『何、くれんの?また手作り?』
『ちがぁう。ちょっと、こっち向いて?』

素直にユチョンの方を向く。

『俺からはねぇ・・・』

ふいに塞がれた唇。
だんだんと深まるその行為に答えてやる。

『俺からのお返しね?キャンディより甘いでしょ?』

にっこり笑ってそんな可愛いことを言うこいつをおもいっきり抱き締める。

『苦しいよ・・ジェジュンっ!』
『ユチョンが可愛くてさぁ〜♪』
『もうっ、ジェジュンからのお返しはぁ〜?』
『ん?キスの?』
『ミッキーのクッキー!食べたいっ!』
『え〜?俺は?』
『クッキ〜!……焼いてる間はジェジュンの好きにしていいよ?』

『今すぐ焼く!』
『必死〜(笑)』


クッキーが焼けるあまぁい香りの中愛しい彼から更に甘いお返し。


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