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□間違い探し
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家に帰ると、零がいた。
ちょこんと正座して、裸ではないがエプロンをつけて。右手におたま、左手に斧。…斧?


「おかえり涯くんっ」
「宇海なんで俺ん家にいるんだよ、家逆方向だろってかその左手の斧はなんだ」
「お風呂にする?ご飯にする?それともぉ…」


新婚によくあるべたな台詞を言い始め、斧と澄んだ瞳をぎらりと光らせた。


「お、れ?」
「……いや、話聞け」
「なんだよー涯くん嬉しくないの?俺が涯くん家にいたら迷惑だった?」
「そういう訳じゃなくて」
「どーゆー訳?」


とりあえず斧をおろせ、と言うと素直に斧をおろした。
そしてやはり瞳を光らせた。


「(宇海の目は誰よりも光ってるから、目合わせにくいんだよな…)」
「ねえ涯くーん?」
「だ、から…おかしいだろ宇海が俺ん家にいるって」
「えーどこもおかしくないよ」


だって俺涯くんのお嫁さんだしさ!



間違い探し
(それもおかしいだろ)(じゃあ涯くんがお嫁さん?)(だから…)



     * * *
無意識に私は腐女子になっているのだろうか。←
零くん=斧、みたいな?とりあえず斧持たせときました。
うっは涯くん全然分かんねえww原作読んでないし分かるわけがねえwww
…こんなので…いいのだろうか…

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