宵の咎人


昇りゆく月は光との別れを告げ

人々を安らかな夢で包む


沈みゆく月の背後には光が迫り

人々の安らぎを奪う


穏やかな安らぎに

いつしか人々は刺激を求める




月が昇っても

人々の欲望を満たすことはできない



拒んだ者は咎人となり

二度と安寧を得ることはない


《二百年をこえて・・・》






《長編置場》

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