牛蒡親子の家庭の事情
□*事情その貮
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「親父も。突っ立ってないで飯食えよ。昼から遠征だろ?」
未だ睨みつけている親父に溜息を吐きながら、カカのいるテーブルに手招きする
「…ちっ。ギリギリまで寝てようと思ったのによ…」
可愛らしくご飯を頬張っているカカを見て少し顔を赤らめ、親父はかったるそうに椅子に座った
「んぐんぐ。父ちゃんも飯かぁ?」
「おぉ。カカはよく食うなぁ。その調子で一杯食って一杯戦闘して、俺みたいな一人前の戦士になれよ?」
「うんっ!!オラ父ちゃんみてぇに強くなる!!」
ニコニコキラキラしながらまたご飯を掻き込むカカ
うんうん。立派な戦士には育ってほしいが、親父みたいにはならないでくれ…(泣)
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