牛蒡親子の家庭の事情
□*事情その貮
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ジリリリリッ!!
「ふあぁぁ…」
(不本意ながら)おかんである俺の朝は早い。6時に起きて大食漢共の大量の朝飯を作る
そしてそれが終わったら、これまた大量の洗濯物を洗濯機にぶち込み、回す
片っ端から汚しやがるから毎日毎日洗濯しなきゃならない…
とたとた…
「ふあー…兄ちゃんおはよぉ。」
7時過ぎにカカロットが起きてきて、ひょこりと台所に顔を出す
「おはようカカ。顔洗ったら親父起こしてきてくれ」
ニッコリと笑ってカカの頭を撫でてやれば、にぱっと笑ったカカは頷いてパタパタと洗面所に向かう
「ったく…クソ親父め」
寝起きの悪い親父に深いため息をつく
「げほうっ!!」
妙な叫び声が聞こえたから親父起きたんだな
だすだすだす…
パタパタパタッ
「ラディッツ〜…てめぇ、まだ朝じゃねぇか…起こすんじゃねぇよ…」
「兄ちゃーん!!朝飯朝飯〜♪」
殺気出しながら睨むんじゃねーよ…。相変わらず寝起き悪いぜ…
「はいはい。カカ、テーブルにあるから先に食べてろ」
親父をほっといてカカをテーブルに向かわせる
「はーい♪」
とたとたとテーブルに向かい、大量のご飯を片っ端から胃に収めていくカカ
…相変わらずすげぇ食欲
。