NOVEL's

気持ち探し
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いくら妹キャラでも大丈夫だって。と好きな人本人に励まされ、複雑な気持ちになった。
きっと、ミク姉はあたしの想いなんてわからないよ…。

「いざとなったら…色仕掛けね!!」

1人クスクスと楽しそうに言いながら、服のボタンを1つ取ってポーズをとってみる。

「…無理だよ。」
「胸なくても平気だよ、リンは肌綺麗だから。」

スルリと優しい指使いであたしの腕を撫でるので、体がつい反応してしまう。

「リンはまだ14歳だから、初めてはまだよね?」
「初めて…って、何が?」

少し戸惑いつつも聞くと、思っていた通りの答えが返ってきて、頬を赤らめる。
黙って頷くと、小さな声であたしの名前を呼んだ。



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