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□好きの大きさの定義
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古キョン。甘
「・・・キョン君」
「ん?なんだ、古泉」
「好きですよ」
「ああ、はいはい」
「何でそんなにも適当な返事なんですかー!」
「彼が聞き飽きている可能性100%」
「長門さん!不吉な事を言わないでください!」
「うるさいぞ、古泉」
「そうよ!さっきからわーわー言って!キョンが困ってるでしょ!」
「キョ、キョン君まで・・・」
「ほら見なさい!このまま別れちゃいなさいよ!」
「うるさいんですよ!偉そうにしないでください!」
「そうですよね〜。さっさと別れてください〜」
「あ、朝比奈さんまで!乳がでかいだけの腹ぐr・・・」
「何か、言いましたか?古泉くん」
「・・・い、いえっ」
「怖がってやんのーw」
「わ、笑わないでくださいー!」
「古泉一樹を敵性と判定」
「やっちゃってください〜」
「わーんっ」
「はあ・・・」
溜息を付いて俺は本を閉じた。
「古泉、」
「・・・ふぇ?」
「俺は聞き飽きたんじゃないぞ?お前が俺の事を好きだっていう事を十分に分かってるからだ」
「キョ、キョンくーんっ」
全く。
まあ、こんな関係も悪くない。
「・・・バカップルが」
「有希、駄目よ。世界のバカップルに謝りなさい」
「あれはただの馬鹿ですね〜w」
「すまない」
「じゃあ、あたし達は女の子だけで出かけましょうか!」
「賛同する」
「何か甘くないものを食べにいきましょ〜」
*終わり*