Sweet Room

□照れ屋なサンタさん(田×亀)
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「絵里、思いつかんと?」

「…うん。」

「…じゃあ、絵里が、れなと約束できるんやったら、プレゼントあげると。」


あ、もうサンタ設定いいんだ、とか勝手に思っちゃった絵里。
でも、約束?何?


「どんな約束?絵里、ちゃんと守るから。」

「…絵里が、ちゃんと、れなだけを見るんやったら…プレゼントあげる//」


…田中さん、顔、真っ赤じゃん。

サンタのひげで隠れてるように見えるけど、隙間から見えてるところは赤くなってるよぉ?


「れーな…絵里、ちゃんと見てるよ?れーなだけ。」

「…ホント?」

「うん、ホント。指切りする?」

「…そんな子供っぽいことせん//」


そう言ってぷいってそっぽ向くのが子供だよねぇ。
可愛いけど//


「じゃぁ…約束のちゅーしよっか。」

「?!?!」


れーなが驚いてた。
いいじゃん、別に。絵里、したいもん。


「ほら、ひげ取って。」

「……//」


ひげを絵里が取ったら、顔を真っ赤にしたれーながいた。


「うへへ…顔真っ赤ぁ。」

「う、うるさか!え、絵里が、あ、あんなこと言うけん…//」


田中さん、動揺しすぎですってば。
いっぱいしたじゃん、ちゅーとか。


「れーなぁ。」


絵里がじっとれーなを待ってたら、れーながゆっくり近づいてきて、ちゅってキスしてぱっと離れた。

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