アホ画像館
□イケないこと…
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後日…。
田中君の家に遊びにきた亀ちゃん。
「絵里、おいで?」
「…やだ。何か、嫌な予感がするもん。」
なかなか田中君に近寄ろうとしませんね。
ずいぶん警戒してるみたいですよ?
「何もせんけんさぁ。」
「…ホント?」
「うん。」
にっこり笑顔で言うのが余計に怪しいのですが、亀ちゃんはそろそろと近づいて田中君の傍に座ります。
「にしし。絵里〜。」
「…やっぱり変だよ、れーな…。」
「変じゃないと。」
田中君と距離を置こうとする亀ちゃん。
「…そんなに、れなのこと嫌なん?」
「ふぇ?」
田中君、亀ちゃんの態度と言葉にちょっとショックを受けてるみたいです。
「れなやって…そりゃ、男っちゃけど、絵里の体ばっか見よぉわけやないとよ?」
「そ、それは…そうだけど…。」
「れなのこと、信じてくれんと?」
亀ちゃんの服の袖をぎゅっと引っ張って見上げる田中君。
さぁ、どうする、亀ちゃん?!
「…信じるよ、れーな。」
「ホントに?」
「…うん。絵里、れーなのこと好きだもん//」
「にしし…れなも好いとぉよ//」
どうやら仲直りできたみたいですね。
でも、田中君、仲直りが嬉しいのは分かりますけど…ずいぶんニヤけていらっしゃるのでは…?
「…れーな?」
「でも、絵里がホントにれなのこと好いとぉか分からんけんさ。」
「へ?」
ひょいっと持ち上げられる亀ちゃん。
女の子の憧れ?のお姫様抱っこしてもらってるじゃないですか。
「ちょ、れーな?!ど、どーゆー意味?!」
「にしし。絵里の愛を確認するっちゃ!」
「うぇ?!」
田中君に連れ去られちゃった亀ちゃん。
さぁ、どうなっちゃうんでしょーか?