デュラララ
□臨也がいなくなる日
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いつも通りの朝
いつも通りの仕事
いつも通りの面子
そう、すべてがいつも通りになるはずだった
しかし、いつも通りなど来るはずがなかった。
・・・・・
少なくとも、平和島静雄は。
彼のいつも通りとはいつも通りに出勤し、いつも通りに仕事をし、いつも通り、なぜか最近毎日の用に会うようになった……
ソイツと喧嘩をすることだった。
その時、彼の脳裏に雷が落ちたかのような衝撃が走った
「い・・・てっ・・・・」
すぐに何も感じなくなったものの、何か疑問は残る
――――あれ、いつも俺誰と喧嘩してたっけ？
急に分からなくなった
ソイツの顔も分からなくなった
声も姿もどんな風に笑うかも・・・
俺は何か大切なものを忘れかけているのではないか？
そう思えて仕方がなかった。
でも思い出せない
もしかして、思い出したくないのではないのか？
…でもどうしてこんなに胸が苦しいんだ？
分からない、分かりたくない、分からない、分かりたくない分からない分かりたくない分からない分かりたくない分からない分かりたくない分からない分かりたくない分からない分かりたくない…………………………