短編集

□SS。
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【私の彼氏を紹介します。】



ちょっと前に上映された某韓国映画をもじって友人たちが始めた惚気ゲーム。
その牙が、とうとう私に向いた。
実は私には1ヶ月前から友人に内緒で付き合っている人が居る。

彼の名前は、相澤 流。
バスケが得意で
エセ関西弁
そして、彼のファンクラブまで存在するくらい人気者
誰にでも優しくて
笑顔を絶やさなくて
でも試合中は見たことも無いような真剣な顔になる。

それで…
それで…

「未来?何考えとるん?」

私が彼のことを考えてたら
本人が現れた。

「あ、流。」
「眉間にしわ寄せて何しとるん?」
「……流の事。」

私はしばらく考えた後にそう呟く。
そして彼にわかるように説明した。
全部の話を聞いた流は、ふわっと微笑むと私からペンを奪った。

「未来。
大事なことが抜けてるで?」

そう言って、流は私が彼の特徴を書き溜めていた紙に書き加えた。

「っ/////」

その文字を見て当然私は真っ赤になったわけで…
やっぱり敵わないな、って思った。








私の彼氏を紹介します。

彼はバスケが得意で
笑顔を絶やさなくて
明るくて

そして、私の事を世界で一番愛してくれる
相澤流です。



END
†††††††††††††
未来様に捧ぐSS

時間がかかってしまいました。
スミマセン。
えーっと流との甘々…
なっているでしょうか(苦笑)
ちなみに、流が追加した言葉は下から2行目です。
世界で一番って辺りが流ですよね。

リクありがとうございました。
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