Secret Novel

□策士の本音
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風早のクイズはまだ続いた。


「じゃあ2問目ね。……中は赤、外は緑と黒のシマシマのものは?」

「うー……んと、スイカ?」

「正解。じゃあ3問目」


クイズを出していく風早は、相変わらず満面の笑みだった。


「黒と白のシマシマ模様の動物は?」

「……しまうま?」

「うん、正解。じゃあ4問目」

「……」


内心爽子は、

……いつまで続くのかな?

と不思議そうに思っていたのだが、風早の満面の笑みを見ると、なかなか言い出せなかった。



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