リクエストNovel
□翔太くんの回復方法
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―― パクッ
｢しょ、翔太くん！？｣
｢おいしいよ？｣
……えっ？
｢俺のために作ってくれたんでしょ？｣
｢……うん……でも失敗しちゃって……｣
｢ごめん……俺のせいだよな……｣
｢そ、そんな！！｣
｢今から、ご飯食べよっか！｣
｢うんっ！今日は、翔太くんの好きなものばっかりだよ？｣
私が笑顔でそう言うと、翔太くんはまた意地悪そうな顔をして……―
｢デザートは最後にとっておかなきゃね｣
｢……デザート？｣
あれ？私、今日デザートなんて作ったっけ？
不思議そうに首を傾げていると翔太くんは……
｢うん！爽子ってデザート！｣
なんて、満面の笑みで答えた。
翔太くんの言葉に、私は今日何度目かわからない赤面をした……―
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