リクエストNovel

□過去の拍手お礼文
16ページ/20ページ



たぶん高校生のとき←
両思いですよ、きっと←
会話多め



◆ 教えて? ◆


「かっ、かかかかか風早くん/////!?」

「ん、何?」

「えっ……と、この状況は一体……」


どうしてこんなことになったのか、考えてみてもわからなかった。


「……ああ。黒沼の寝顔、可愛いから、つい抱きしめちゃった」


……/////!!


「か、かかかかかか可愛いだなんて!!」


おみぐるしいものを……!!


「可愛いよ。……あと、他の奴らに見せたくなかったから」

「//////!!」


風早くんのストレートな言葉に、顔が熱くなるのがわかった。

何も言えないでいると、風早くんが残念そうな声をもらした。


「……もう少しだったのになー」

「えっ?」

「もう少しで、寝てる黒沼にキスできたのに」

「//////!?」


風早くんは悪戯っ子みたいにそういった。

しばらく黙った後、真面目な表情の風早くんの顔が近づいてきた。


「ねぇ、キス、していい?」

「……////!?」

「……ねぇ」


そう言いながら、どんどん風早くんの顔が近づいてくる……―


「こ、ここ、学校だよ……///?」

「誰もいないし」

「せ、先生が来るか……」

「黒沼」


私がまだ言い終わらぬうちに、風早くんの声が聞こえた。


「黒沼は俺とキスするの……嫌……?」

「えっ……?」

「……教えて?」

「い、嫌じゃ……ないよ……////?」

「そっか!……ねぇ黒沼、目閉じて?」


風早くんに言われた通り、目を閉じてすぐ、風早くんが近づいてくるのが分かった。


―― 嫌じゃないよ

風早くんに触れられるから



*・*・*・*・*・*


別マ7月号を読んでいたら急に思い付いたもの。

ただ最後の風早の教えて?ってとこらへんが書きたかっただけ(^^;)

初キスではない設定☆

10.06.12〜10.06.26まで
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ