リクエストNovel
□過去の拍手お礼文
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たぶん高校生のとき←
両思いですよ、きっと←
会話多め
◆ 教えて? ◆
「かっ、かかかかか風早くん/////!?」
「ん、何?」
「えっ……と、この状況は一体……」
どうしてこんなことになったのか、考えてみてもわからなかった。
「……ああ。黒沼の寝顔、可愛いから、つい抱きしめちゃった」
……/////!!
「か、かかかかかか可愛いだなんて!!」
おみぐるしいものを……!!
「可愛いよ。……あと、他の奴らに見せたくなかったから」
「//////!!」
風早くんのストレートな言葉に、顔が熱くなるのがわかった。
何も言えないでいると、風早くんが残念そうな声をもらした。
「……もう少しだったのになー」
「えっ?」
「もう少しで、寝てる黒沼にキスできたのに」
「//////!?」
風早くんは悪戯っ子みたいにそういった。
しばらく黙った後、真面目な表情の風早くんの顔が近づいてきた。
「ねぇ、キス、していい?」
「……////!?」
「……ねぇ」
そう言いながら、どんどん風早くんの顔が近づいてくる……―
「こ、ここ、学校だよ……///?」
「誰もいないし」
「せ、先生が来るか……」
「黒沼」
私がまだ言い終わらぬうちに、風早くんの声が聞こえた。
「黒沼は俺とキスするの……嫌……?」
「えっ……?」
「……教えて?」
「い、嫌じゃ……ないよ……////?」
「そっか!……ねぇ黒沼、目閉じて?」
風早くんに言われた通り、目を閉じてすぐ、風早くんが近づいてくるのが分かった。
―― 嫌じゃないよ
風早くんに触れられるから
*・*・*・*・*・*
別マ7月号を読んでいたら急に思い付いたもの。
ただ最後の風早の教えて?ってとこらへんが書きたかっただけ(^^;)
初キスではない設定☆
10.06.12〜10.06.26まで