リクエストNovel
□過去の拍手お礼文
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◆ ホワイトデー*前編 ◆
3月14日まで、あと少し――
俺は悩んでいた。
黒沼へのお返しを何にすればいいのかを……
矢野や吉田に、それとなく黒沼が何をほしがっているのか聞いてみたら、吉田には……
「ん、なんで?」
と言われ、矢野には……
「ふぅ〜ん……爽子へのお返し〜?」
となにもかも見透かしたように言われてしまったため、結局黒沼が何が欲しいのかわからなかった。
「何がいーんだろ……」
「なーに悩んでんの?風早」
独り言を言っていた俺に話しかけてきたのは、三浦だった。
「いや、別に……」
なんでもねぇよ、と言いかけてやめた。
三浦なら、女の子の喜びそうなものを知ってると思ったから。
「なぁ三浦……おまえって、いつもお返し、何渡すの?」
「……ああ!貞子ちゃんにか!!」
「!!」
「……うーん……俺はなんでもいいと思うけどね」
「えっ?」
予想外の答えに驚いてしまい、間抜けな声がでてしまった。
「貞子ちゃん、風早が選んでくれたものなら、何でも喜んでくれるんじゃない?」
「!!……そっか、サンキュ」
俺が選んだもの……かぁ〜……
*・*・*・*・*
時期はずれ\(´▽`)/
お構いなしですが。
続きは拍手にて掲載。
こんな長くなるつもりはなかったのに
10.03.27〜10.03.30まで
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