リクエストNovel
□心理テスト
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おまけ
◆ 心理テスト*AfterDay ◆
* 風×爽編 *
――あの心理テストから数日後
一人暮らしの風早の部屋に、爽子は遊びにきていた。
「しょ、翔太くん!少しの間、目を閉じててくれないかな?」
「えっ?」
お互い大学での話をしていた時、急に爽子が黙ったから、どうしたのか聞こうとした瞬間だった。
「な、なんで?」
とりあえず理由を聞こうと思ってそう聞いたのに……―
えっ?なんで、顔真っ赤になるの?
「わ、わけは聞かずに……どうかお願いします」
う゛っ……そんな顔真っ赤にして少し涙目で上目づかいされたら、目閉じるしかないじゃん!!
「……これで、いい?」
「うん!!ありがとう!」
爽子、何するつもりなんだろう……
目を開けるわけにもいかないから、爽子が今何してるかわかんねぇし……
って、えっ!?
「さささ爽子!?」
「だ、抱きしめてみました!!こ、この前の心理テストで翔太くん、言ってたので……」
あ、そういえば……
確か爽子は……
ぽん ぽん
「!!」
「爽子は頭撫でてほしかったんだっけ?」
「…………」
あれ?違ったっけ?
爽子が黙ったことに不安になった俺は、爽子に違うか聞こうとした瞬間だった。
「……翔太くんの腕の中で、頭撫でられると、……すごく落ち着く……」
「〜〜〜〜〜〜!!」
そんな幸せそうな顔で、そんなこと言われて……
俺……我慢できる自信ないよ?
「……爽子のせいだよ?」
「えっ!?わ、私なにか悪いこ……きゃ!?しょ翔太くん!?」
*・*・*・*・*・*・*・*
えー……その後は皆様のご想像にお任せします。
爽子が顔を真っ赤にさせてた時点で、風早は理性が1カケラくらいしか残ってなかったんじゃないかと←
そういうふうに書きたかった…orz
執筆:10.03.24
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