リクエストNovel

□Sweet Travel *中編*
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……き、気まずい……


爽子と爽子のお母さんは、キッチンにいて、リビングには俺とお父さんだけだった。

どうしよう……


「あっ、これお菓子です」

「あ、ああ、ありがとう……」

「…………」

「…………」

「えっと……」

俺が何か話題はないかと探していたとき、爽子とお母さんがリビングにやってきた。

「あら、風早くん。お菓子ありがとう〜」

「あ、いえ、そんな。……あの、今日はお話があって、きたんです」

「あら、そうなの?」

「えっと、実は、再来週、爽子さんと旅行に行こうって話をしていて。それで爽子さんのお父さんたちに旅行を認めてもらいたいなと思っていて……」


言い終わった後、俺はお父さんの方を見た。


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