good-looking man's dream
□【 Happy birthday 】
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10/16は佑の誕生日。
寮でパーティーの準備をするために、冴島先生にも一役かってもらう事にした。
だって、主役がいたら準備できないもの。
そのかわり、先生にも後で来てもらって、ディナーのおすそ分けの約束をさせられたけど。
ケーキは特大サイズのフルーツたっぷりのもので、ロウソクは数字の型抜きのものにした。
プレゼント・・・・・・・・これが一番悩んだんだ・・・・・・・・。
彼氏って訳じゃないし・・・・・・。
個人的に渡したら・・・・・静か〜に・・・・とっても不機嫌になるに決まってるもの・・・・・。
一応、メールで相談はしたんだけど【ガキじゃあるまいし、そんなの俺の知ったことか】って一蹴されたし・・・・・。
でも個人的に渡したら・・・・・・・あとが怖いよね・・・・・・ドSで有名だもの・・・・・・。
結局、寮生みんなで、バスケの大好きな佑のためにリーボックの簡易バスケットゴールを購入した。
おまけに、アウト用のボールももらえたし・・・・ちょうどいいでしょ?
佑が帰ってくる前に、裏庭に啓一朗と零が設置して、亮はケーキを受け取りに、晃は梅さんと料理、あたしは・・・・キッチンを追い出されて、戻ってきた啓一朗と零の3人で飾りつけ。
まあ、あたしより晃の方が料理は上手だけど。
今夜のテーブルは、佑の大好きなもので埋め尽くされている。
準備が整って、佑を取り押さえてくれていた冴島先生のメールをする。
【準備万端♪いつでもオッケーです☆】
程なくして【わかった】と、一言だけ返信されてきた。