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□君想って春を待つ
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ヒラリ フワリ
冬の空から白い花が舞う




昨晩から江戸の街かぶき町に雪が降り続いていた。
朝起きて、外を見て見るともう雪が膝の辺りまで積っている。

「銀ちゃ〜ん外に遊びに行くネッッ!!」

俺の経営している、万事屋銀ちゃんの従業員、神楽が外を嬉しそうに見ながら手を引っ張る。

まだ子供だから雪が、嬉しいんだろうな。
その姿が微笑ましくて

「今日は、仕事が無いから新八が来たら、外にでも行くか」

そう、神楽に言えば
仕事が無いのは、いつもの事ネッッと悪態つきながらも、嬉しそうに笑っていた。

もう一人の従業員、新八が来るのを待って、雪遊びに出掛ける事にした。
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