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□孤高の総督 ━出会い━
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祭りは好きだ。
ただ祭りを楽しみたいのに本当に、めんどくさい。
テロリストなんざ、やるんじゃなかった――――――

将軍が祭りに来るからたまには仕事??しろと万斉に言われたから仕方なく、攘夷戦争時代に鬼兵隊にいた三郎の親父をけしかけ、カラクリを使ってテロを俺の代わりにやってもらう。


これで万斉の奴も、少しの間は小言を言わないだろう
テロの現場近くに居て幕府の奴等に捕まるとめんどくさいから、祭りを楽しめ無いのは残念だが祭りを見渡せる高台へ向かう。


途中、かつて攘夷戦争を共に戦った銀時に会ったが
とりあえず鬼兵隊総督の威厳を見せつける為に、軽く脅しといた。

「黒い獣がのたうち回ってるもんでなァ……」

ていうか、黒い獣ってなんだろ??自分で言ったけど良くわかんねぇ。
まぁ、銀時も俺にビビったと思うから何でもいいや。

とりあえずテロが終わるまでは、ここら辺に居ないといけないから、登りきった高台でテロを眺めながら酒を飲む事にする。


早く終わんねぇかな………着物の懐から酒の入った瓢箪を出して酒を煽る。


酒を煽りテロの行く末を眺める、失敗しようが、成功しようがどうでも良い。
とりあえずやっとけば、万斉に怒られない。



あ〜あ 失敗だよ。
しかも銀時が邪魔しやがって、さっき頑張って脅した意味ねぇ。また万斉に愚痴られるな…。そんな事を考えながら腰を上げる俺の眼を釘付けにする人がいた。

ちょっ。マジタイプだ。
ヤバい、ヤバいって!!

その人目指して高台を駆け下りる―――――――――









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