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□過去拍手文ss。
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**高土です。**


抜ける様な青い空に


白く小さな飛行機が舞う


屋上のコンクリートの床に座り、ノートを千切っては紙飛行機を作り何が楽しいのか空に投げる高杉。


楽しそうに空を仰ぎ、青に白を次々投げる。
俺は楽しそうにしている、高杉の隣に座り煙草を吹かす。
でも隣に居る高杉は、俺の知っている高杉より幼く、隻眼は変わりないが、巻いてある筈の包帯が無く、眼帯をしている。


青空を舞う紙飛行機を指さし、笑いながら高杉が何かを言った。何を言っているのかは解らない。

でも、嬉しそうに笑う高杉につられ笑顔を返すと、抱きしめられてコンクリートの床に倒され、唇を塞がれる。


『……好きだっ…………』

音は聞こえ無いが高杉の口がそう動いた様に見えて、嬉しくて、眼を閉じ自分から唇を重ねた………………

次に眼を開けた時目の前に広がった世界は、青空では無く、真撰組屯所の自室の天井だった。



―――夢……………。


夢の中の俺達は、一緒に居る事を当たり前の様に楽しんで、幸せそうだった。


なんて幸せな夢……………


今現実の俺達は、敵同士。先刻見た夢を思い出すと、目頭が熱くなる。


当たり前の様に一緒に居れる幸せが其処にあった。



それでも、


いつ終わってしまうかも分からないこの現実の二人が今の俺には、大切でしかたない………………………。

夢の二人に憧れて



現実の二人に想いを馳せる




*来世、夢オチ駄目文*
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