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□愛の言葉
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『もう、オメェと一緒に居られ無ぇは……高杉……』



その言葉をお前の口から聞かされて、何れくらいの月日が流れただろう。



余りにも突然、耳に届いた噂話し………。


所詮噂話しだと、笑って言える程どうでも良い話しでは無い。




『真選組副長が、変わったみたいですね………』



その言葉が本当ならば、何故俺達は一緒に居られ無かったのか。



俺と土方は、許され無いと分かっていながら互いに惹かれ、惚れ合った。


攘夷志士と真選組。
敵同士であり、殺り合うべき相手。
その事だけが、俺達にとって唯一離れる理由になる事と思っていた。


それなのに、聞かされた耳を疑う様な話し。
それが本当なら、俺と土方が殺り合う理由も、離れる理由も無いじゃ無ぇか。


それとも、
それ以外に、何か理由が有ったとでも言うのか土方………………
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