激短編

□慟哭-愛をください-
〜番外編〜
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 「あぁぁー!!!また、食ったでしょ?あれ程、言ったじゃないですかっ!それは食うなって!」


 「えぇー、だって…おいしいんだもんっ!それにほらっ、この子たちも食べて欲しそうにするから…」

 「って、どんな理屈ですか?…っつか、食いモンにそんな感情ありませんから…」



 俺とキラさんは、今、とある町のクレープ屋さんを経営している。


 就職難のご時世で、折角採用された大手、ザラ・コーポレーションを、たった二日で退職してしまい、キラさんを道ずれに同棲を始めた。


 最初は、色んな職業を転々としながら、資金を蓄え、何か二人で出来るものをと考えていた。


 甘い物が好きなキラさんがお店を開きたいとの希望もあり、俺もクレープ屋さんなら、惣菜系や甘い物系など幅広く経営できるのでは?と提案した結果、それに決まる訳だが、物価が高い所為もあって、店舗を構えない移動式のお店をする事にした。


 惣菜系は俺が担当、キラさんは甘い物系を担当。

 だけど、この人はいつも、味見だと言っては摘み食いをする。


 今さっきも、あんなガキみたいな屁理屈(へりくつ)を言ってきては、パクパク食うもんだから利益になりゃーしません。


 ホイップクリームを持たせたら、そのまま口に入れるモンだから油断もスキもあったモンじゃない。


 って言ってる尻からまた、ホイップクリームを握り締めてニコニコしている。


 「キラさん!それ、貸してください」

 「なんで?」


 傾き加減の首で俺に近づくから、その可愛い仕草にいつも惑わされる。


 「何でじゃないでしょ?オレが盛り付けしますから…」

 「ボクが盛るよぉー」

 …って、言いながらいつも、口ン中に入れるでしょーが!


 「ダメです。オレがしますから…」

 「ヤダっ!ボクがするのっ!」

 「このっ!分からず屋!」


 俺は、無理矢理、奪ってやった。

 返して欲しさに抵抗してくるモンだから、変に力が入り思いっきり俺の顔面、目掛けてホイップが飛んで来る。


−ニュルっ・・

 「わあぁぁぁ!!!」


 「ハハっ!シンの顔、真っ白!」

 ハハ…じゃねーでしょっ!

 ちょっぴり睨みつけてやるが、そんなの全くお構いなしで俺の顔についたクリームを舐めてきた。


−ぺロっ・・

 「んんー、おいしいぃ〜」


 わわわわわっ!!!!


 「まだまだいっぱい、ついてるねっ」

 そう言って俺の肩に手を乗せ、頬や鼻についたクリームを、美味(うま)そうに舐める。


 ちょ、ちょっと…

 そんな風に舐められたら…


 発情しちまうでしょーが!


 ザラザラした舌触り…

 薄い唇に、油の乗ったクリームが絡みつき、妖しく光る。


・・ドクン・・


 あああー!!!もうっ!この人はっ!


 俺は気が付いたら、唇を重ねたと同時に、調理代に向かってキラさんを押し倒していた。


 甘い味のする唇から歯列をなぞり、舌を乱入させる。


 息が苦しいのか、キラさんは俺の肩に力を入れてくるが、俺の理性は抑えられず手加減する余裕などない。


 上顎から唇を這わし、鎖骨を吸い上げると共に、一気にタンクトップごとエプロンを肩からずり下ろさせる。


 「シ、シンっ…、なにやっ…」


 露になった突起物を噛んでやると、甘ったるい声が俺の脳天を刺激する。


 「んんっ、はぁぁっ…んんっ…」

 「キラさんが悪いんですからねっ」


 いじわるく言った後、指で強くグリグリさせる。


 「ああぁぁ…っんん…、や、ちょ、シ…、んんっ」

 「ヤじゃないでしょ?こんなに感じちゃって…」


 俺の腹に、キラさんの勃ちあがったモノが当たる。

 その当たってる部分を更に腹で擦りつけるように上下に腰を動かしてやる。


 すると、ピクピク小刻みに全身を揺らし、掠れるカン高い声で喘いでくる。


 「あ、あぁ…、もぉ、ぁぁ…、んぁぁ…」

 「キラさん…、可愛いですよ…」


 俺は、そのまま下にしゃがみ、エプロンを捲り下着ごとズボンを下ろすと、布切れ一枚のエプロンに起ち上がったモノが現れる。


 「うわっ、やらしい格好ですねぇ」

 上半身は腰まで脱げて、下半身はエプロン一枚で、一部盛り上がっていた。


 すぐさまエプロン越しに、突き出たモノを握り上下させると、直接触っていないのに、ヌルヌルした感触が伝わってくる。


 「あぁ…、はあぁ…んんっ、シ、シン…もう、ダメ、あ、ぁぁっ…」


 益々キンキンに張り詰めたモノは限界に近いと感じ、一旦手を外す。

 キラさんの腰を持ち上げ、調理代に尻を乗せ、股を開かせた。


 「下の口でも味見したいんでしょ?」
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