企画小説

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Tales of the Abyss



ガイがもし、○○だったら?


匂いフェチ編 



09'04/20 〜 11'05/03

・+・+・+・


「ジェーイドっ」
後ろからガイが声をかける。その声に反応したジェイドが振り返る前に、その左肩に何かが置かれた。
「…ガイ?」
心配そうに、ジェイドは声をかける。振り返るよりも、左肩にある何かを触れようと右手を伸ばした。
その右手が触れるより先に、ガイが声を発する。
「今日の香水、良い匂いだな。俺はこの香り、好きだよ」
ガイはジェイドの首筋に鼻を近付けて匂いを嗅いでいた。左肩に置かれていたのは、ガイの左手だった。
「うん。ここも良い匂いだ」
ジェイドの体のあちこちに鼻を近付けては匂いを確かめながら、ガイはジェイドの耳元で囁く。
「ガイ……っ」
ジェイドが振り向いた刹那、ガイはその唇を奪った。
「…お礼に」
唇を離したガイのスマイルに、ジェイドは声も出せない。いつもと立場が逆転したみたいで、不服なようだ。
「いえ。もっと支払って頂きましょう」
そう言ってジェイドは、服の上からガイのものに触れた。ガイは突然の出来事にあっと声を漏らす。
「あなたのおかげで我慢できなくなりました。責任…取ってくれますね?」
にぃ、と笑ったジェイドを見て、ガイは嬉しそうに頷いた。
その後、ベッドに運ばれたのは言うまでもない。



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