Tales of the Abyss ガイがもし、○○だったら? キス魔編 09'04/20 〜 11'05/03 ・+・+・+・ ガイの目がとろんとしている。口角が歪んで、赤い舌がちろりと唇を舐める。 「ガイ、どうしたんだ?」 ルークが心配してガイに近付く。 その時、ガイがルークに覆い被さった。 「…るぅく」 目が普通じゃない。ルークがそう思った瞬間、唇を塞がれた。 舌が絡められる。息ができない。 「っ…ガイ…やめっ…」 抵抗してみるものの、力が抜けていく。それだけ濃厚なキスだった。 やっと解放されたルークは、胸がドキドキするのを抑えられなかった。考えれば考えるほど混乱する頭を抱えながら、ルークはその場から離れた。 ガイとルークのキスを、ジェイドは始めから見ていた。 「ガイ…どうして…」 ジェイドにとって、そのキスは衝撃的だった。 自分に近付くジェイドを見て、ガイはとろけた目を細める。 「あっ…じぇいどだぁ…」 ガイは甘えた声を出して、ジェイドの首にすがる。それから、唇を奪った。 舌を絡め合い、息のやりとりをする。 キスを終えて唇が離れても、ガイはジェイドに抱き付いている。 「ガイ…あなた……」 ジェイドは悟ったように言う。 「お酒を飲みましたね?」 ガイは相変わらず、にこにこしている。 その後、ベッドに運ばれたのは言うまでもない。 |