荒神人格

□神風
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目が覚めるとボロボロの家にいた


日本家屋…他の建物に比べて著しく劣化が進んでいるみたいで、床や壁や屋根に穴が開いてしまっている。



『……雪?』



割れた窓から冷たい風と一緒に入り込んでくるのは白い雪だった。
どうやらこの地の季節は真冬らしい。


裸足のまま、でも洋服は目立って汚れたところも見当たらない生地の薄い白ワンピースだった。



薄い生地の割にはそんなに寒さは感じなくて、窓の外に見える白い景色は本物なのか疑ってしまうくらいだった。




『家に帰らなきゃ』



私はどこにいたんだっけ・・・・
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