神の子

□幻想の果て
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あれ、どこ、ここ……。


気付いたら私は知らない場所に横たわっていた


綺麗な浅い水の上に寝てるのに全然濡れてない


『秩序の聖域……?』


そう、見たことはある。


ゲームの中じゃん!!


『私何してたんだっけ!?
あれ、バッグもない、ケータイも……』



いや待って落ち着いて、私は春菜。
18才!この前買ったばかりのゲームしてたけど、その中に入っちゃったってこと!?



『ん?』


足元には洒落たパールのブレスレットが落ちていた。


『私が持ってたのかな』


ここに来た拍子に落としたものかも。


そう思って私はブレスレットを右腕にはめたのだった
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