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□第1話・恐怖の木ノ実中伝説
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この話の舞台となる中学校、「木ノ実中学校」は、今は普通の賑やかな学校だが、昔からこんな噂があるのだった。それは、「呪われている」、「霊がいる」など。その理由はというと、数十年前にこの学校で殺人事件が起きたからである。殺されたのは1人の少女で、廊下を歩いている途中、何者かに背後からいきなりナイフで刺され、そのまま倒れて亡くなったという。それ以来、その少女の霊が今でもこの学校に潜んでいるんじゃないかという噂が流れてしまったのだった。
また、この学校の近所には墓がたくさんあり、この学校で霊を見たという者も多数いる。その者の話によると、彼はこの学校の教師をしており、その日は夜遅くまで残っていたという。帰り、下駄箱まで向かっていると、遠くに幽霊のような白いものが見えたらしい。気になって近くまで行ってみると、その霊は逃げて何処かへ行ってしまったという。
おそらく、その霊の少女は人見知りな性格だったのかもしれない。

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