【お題】

小さな声で呟いた

明日の死を待つ自殺志願者

明日を夢見る人間信者

明日を呪う人間不信者

息を止めると心があった

今のままでいてよ

貴方が愛した人

君の選ばれし人

こんなに貴方を好きになっていいですか

僕の歩幅は君の二倍

未来の前に竦む手足

叫びたくなる程辛いんだ

君の名を思い出すよ

月が泣いた

見上げた空は紅かった

懐かしい貴方の声が聞こえた気がした

置き去りにされた心

君に出逢えて

貴方は幸せでしたか

時計の秒針

貴方の寝顔

君は僕のレシピエント

遙かな孤独

僕の愛猫

忘れて行ける

呆れるほど美しく

眠ったままの心

鏡の中の恋

過ぎ去りし日

意味の無い答え

心音が静かに鳴り止んだ

知りたくないよ過去の君なんて

僕はこのまま深い眠りについた

外は雨が降っていた

雨の日君と車に二人きり

サヨナラと言った横顔

窓が曇って見えなくて

二人の楽しかった思い出

You never moved again.

君は二度と動かなかった

I could't help you.

君を助けることができなかった

何時から僕ら夢を忘れていたんだろう…

見上げた空を舞う夜

風に吹かれて心が揺らぐよ

もしあの日に戻れるのなら

君のすべてを壊れるほどに…

もし今すぐ逢いにいけたら

心のままに君を抱きしめたいよ

もう一度僕を愛して

言えなかった君への想いを…

夜を越えて

君と越えて

みんな失ってしまった

恋の大きさに

呆然として唯号泣した

意味もなく夜を走ってみた

気がつくとやっぱり泣いていて

この苦しさから立ち直ることなんてできるんだろうか…

この哀しさの中で

朝はまたやってくる

明日はまた普通の生活に戻らなければならないのだろうか

普通の顔をして毎日を過ごしていくことなんてできるんだろうか

もう一度逢えたなら

もう一度だけでも逢うことができたなら

もう決して終わらせたりはしない

もう二度と戻ってこない心なのに

何も変わりはしないことはわかっているけれど…

もう君を泣かせたりしないから

自分にサヨナラ

笑い続けていたら何時か幸せになれると信じてた

貴方の事を想えば貴方も私のことを想ってくれると思ってた

一度目なら今度こそはと思う

二度目ならまたかと呆れる

三度目なら呆れを越えて苦痛となる

避けられなかった悲劇

七度目を越えるとそろそろ喜劇になる

甘えずに今まで生きてきた

その先に在るのは幸せか不幸せか

君の帰る場所

後戻りはもうできない

全部連れっててあげる

冷たい手に引き寄せられて

時が流れて逝く

遠くを見たその瞳に何が映るのだろう

月が照らす冷たい指

雫れたのは冷たい涙

見上げた空の夢

遠くで見つめてた

暗闇に手を差し伸べる

記憶の中に閉ざされた私が見えた

感じていたい時が終わるまで

温かい手で私に触れて

硝子の檻に囚われていた

傷ついたままの溶けない想い

戻ることない暗闇の向こう

光が差しているだろう

きっとまた温かく包んでくれる

大事なものを見失った

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