book
□※保吉 (甘)
1ページ/1ページ
「腰痛い………」
―お前は永遠
ある日、俺がヤスを家へ招き入れた。俺はヤスと、いつもみてーに話して、ゲームして…と普段と何一つ変わらない時間を考えていた
しかし…この日は違った
ヤスは俺の家へ上がり込むと即座に俺のベッドに倒れこんだ。
「Σいっ…!!痛っ」
急に苦しみだした。
「どうしたんだよ?
俺のベッド…変?」
「ちがうちがう!!
実は俺…ちょっと前から“腰痛”が始まって…」
情けない笑顔を向けてくるヤス
「腰痛? 大丈夫か? つか、腰痛だってんなら何で今日、家に来たんだよ…」
馬鹿じゃねぇの…? ヤス…
身体痛いのガマンしてまで俺の誘いに乗って家まで来てくれた…
何で一言、言ってくれなかったんだよ…
『よっちんの事好きだから//』
「//はぁ?
馬鹿じゃねぇの?お前…////」
「何でだよ(笑)大好きなよっちんが、俺を家に呼んでくれたんだから、どうしても来たくてさ…」
「…ばぁか///」
俺はヤスの気遣いが嬉しくて…
身体に痛みを抱えているコイツに何かしてやりたくて…
うつ伏せになっているヤスの腰を撫でてやった…//
「うぉ!?///よっちん〜♪
ありがと〜う 俺、今マジで幸せ♪」
幸せそうなヤスの笑顔…
コイツの笑った顔が嬉しくて…
「黙って撫でられてろ…//」
この時間が幸せだった