ノア化の世界

□カンタレラ
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次々にアクマが破壊されていく

ア(エクソシストか・・・)

壊れかけたビルから見た

ドクン・・・

この出会いを例えたら

それは運命

でも・・・

貴方は敵

ニヤリ・・・2人が同時に笑った

ビルの上から飛び降りエクソシストを狙う

ア「僕が殺してあげる」

ガキン!!

アレンの左腕とラビのイノセンスがぶつかり合った

ア「左腕ががら空きですよ」

ラ(まずい・・・)

グサ・・・

ア「逃げられたか・・・」

瓦礫の間に1枚のバンダナが引っ掛かっていた

ア(あのエクソシストの・・・)

ツキン・・・

胸が痛い




それから月日は流れ

あのエクソシストの色も柄も変わった



流石に今まで殺せていなかったからロードやティキに怪しまれてしまった

ロ「どうして、あのエクソシストを殺さないの?」

すぐに答えは出た

ア「そんなの『面白そうだから』それだけですよ」

そう、これはゲーム

だから、この感情は『偽り』

              ほ  ん  と  に  ?




瓦礫の山の上二人は立っていた

ア「そのしぶとい生命力、まるであの家庭内の害虫のようですね」

アレンが笑う

ラ「化け物じみた力を持った奴にそう言われるとはある意味光栄さね」

ラビも笑う

ア「次会った時はその減らず口を一生聞けなくしてあげますよ」

その言葉は今は殺さないと言う意味

ラ「なら、その時までせいぜいあのご家族と最期の楽しい時を過ごすさね」

まだ殺さない

ア「貴方を殺すのは僕」

「だから勝手に死んだら許さない」

「だからせいぜい生きているんですよ」

死なないで

方舟でその場を立ち去ろうとした

ア「つかまえて」

ぎゅ・・・

後ろから抱きしめられた

何の冗談ですかって言おうかとおもったけどやめといた

だって

ラ「こうしたかったんさ・・・」

ア「!!」

こんなにも

嬉しいから

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