文(ハガレン)
□パパと遊ぼう
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セントラル市内某ホテルの一室。
「くぉらホーエンハイム!」
ばーん!とあらぬ場所に出現したドアからエドワードが飛び込んできた。
「また悪趣味なドアを…。こんばんは、はどうした?エドワード。」
ホーエンハイムは、やれやれと呟きながら「地獄の門」を象ったドアを閉めた。
「うるせえ!お前アルに何吹き込みやがった?」
足元の床に階段を練成して上り、ホーエンハイムの胸倉を掴む。
「わんぱくだな。何って何のことだ?」
「アルが...っアルが『父さんとまでそういうことしてたんだね。誰でもいいんだ、アバズレ!』って言うんだよ...。なんであいつ...!」
「あぁ。この間お茶を飲んだときに、兄さんを捕まえたら一発ハメられるんだ、と張り切っていたんだよ。だからエドワードはハメ心地が良いからがんばれと励ましてやったんだ。」
「ハメ・・・!あいつ、どこでそんな下品な言葉覚えてきたんだ。帰ったらみっちり説教してやる。・・・じゃねえ!なんでそうデリカシーが無いんだお前は!一度殺してやらなきゃわからないらし・・・」
「エドワード、見ろ。『やめて兄さん!怒りっぽい兄さんなんか嫌いだよ!』」
「うがぁ!うぅ...いつみてもアルそっくりだ。」
エドワードの鼻から血が噴出してホーエンハイムの顔は血まみれだ。
「『ねえ兄さん、父さんを殺したらもうアルフォンスごっこ出来なくなっちゃうよ。』」
ホーエンハイムが絶妙のタイミング、角度で首をかしげながら困った顔を作る。
「ごめんなさいおとうさーん!」
エドワード王子陥落。
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良かった、24禁にならずにすんだ。
(ホーエンハイムが出ると怪しくなる)
トラップバトル中で実物のアルに近寄れないエドは著しいアル不足。欲しい言葉をくれる上に触り放題のにせアルに骨抜きです。
トリシャ大好きなホーエンハイム卿は母親似のアルをガン見していた時期があるため、特徴を掴んでいます。
この二人は貞操観念皆無にスポーツ感覚でセックスを捉えてれば良いと思います。