BASARA小説
□架奏乱武
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『―…様!起き…ださい!!』
微かに…
誰かの声がした。
『政宗様!!』
いや…夢でもなんでもねぇ…
現実だッ!
パチッ…―
「小十郎…?」
俺は気付いたら保健室にいた。
消毒液の匂い…。
と…いうか、なんで俺はココにいるんだ…?
『政宗様ッ!よかった…。本当よかった…。』
小十郎は泣きながら俺の手をギュッと握った。
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