日和
□素直な体
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じゅるじゅるとわざと音をさせると妹子は嫌々というふうに頭をふった。
「っひ、た…っし!それ、…それやぁっ…!」
「はんれ?ほんはにきもひほはふうなほに。」
「んあぁあ、っ!も、ぅ…や、あぁ…!」
ひときわ強くそこに吸い付くと、妹子は背をピンっと伸ばし白濁を私の口内におさめた。
「…ぁ…っ。」
口の中のものを手のひらに吐き出し、妹子の秘部に優しく、けれど激しく塗りたくる。
そろそろいいかと呟くとつぷっと音をさせ人差し指を浅く入れる。
瞬間、びくんっと体が跳ね、指を強く締め付けた。
だんだん解しているうちに柔らかくなり、潤滑油として使った白濁と妹子から流れだした腸液のおかげで指もスムーズに出し入れできるようになった。
ずちゅ、ずちゅ、と卑猥な音をさせると泣きそうな顔をこちらに向けてきた。
「くっ…ぅ、ん…!は…っも…!」
部屋いっぱいに広がる水音に聴覚までをも犯され、妹子の理性はすでにないに等しかった。
「たぃ…っひ…、もぅ…!っ、ひぁ…っ!?」
内にあるしこり、所謂前立腺を指の腹で何度もなぞり妹子の反応を伺う。
「ひぁぁ…っ!…あっ、あぁ、んっ…!たい…しぃ!ふ、ぁぁぁ…っ。」
効果抜群。
我慢することも忘れ喘ぐ妹子は、普段の気高い妹子とはまるで別人のよう。
「どうしたの妹子ここぐじゃぐじゃじゃん…、そんな気持ちいいの?」
ぐりっと腹を押し付けるようにするとひときわ高く鳴いた。
「っふあぁぁ…っ!!ぃ…、気持ち…っいぃ…!あ、っ。」
「はは…、こんなに私の指に食いついてきてる…。」
やらしぃ体、と耳元でいつもより低い声で呟いてやれば、指をきゅうきゅう締め付け目元からは生理的な涙を流しはじめた。
「…っぁ…!も…ぉっ、イっきた…!」
ぐじゅ、じゅぽ…っ
ぽろぽろ涙を流しながら妹子は目の前の恋人に絶頂をうったえた。
「はっ、…!あっぁぁ、ん…くっ、…!、イッ…ちゃ…っぁ…?」
絶頂を迎えようかとした瞬間、急に愛撫を止め、中から指を引き抜いた。
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