=YGO=
□愛してる
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「城之内……」
俺が今手に握っているのは
血がついたナイフ。
膝をついた俺の周りには
真っ赤な血が飛び散っていた。
俺が腕に抱いているのは
世界中で一番愛しい奴の、骸。
「愛している、城之内…」
そっと、冷たい唇に口づけをした。
「もう心配することはない。俺は、貴様から離れたりしない。危険な目にも合わせん。泣いたりせずとも、俺が側にいる。」
俺は城之内を抱きしめた。
「これからはずっと一緒だ、城之内」
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ヤンデレ海馬が書きたかったんです