カフェオレ
□カフェオレ
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ある寒い日
僕は、ふらっと散歩に出かけた。
「今日は寒いなあ。散歩やめたらよかったかな。」
と、思いながら歩いていると…
「ん〜。いい匂いやな。」
普段、珈琲なんて飲まないのに、
あまりに、いい珈琲の香りと
目に止まった、カフェの雰囲気に
つい、扉を開けていた。
「いらっしゃい(^O^)」
カウンターと
1つのテーブルだけの、
小さな店だった。
僕は、カウンターに腰をかけた。
でも…。
珈琲飲めないのに、どうしよう(..;)
「何します?」
宏宜「えっと…。」
「ここのマスターの珈琲、スッゴく美味しいですよ。どうですか?」
宏宜「あの…。」
宏宜「実は、珈琲が苦手で(__;)」
「あら。そうなんですか?ここ、珈琲がほとんどなんですけど、どうしましょうか…。」
宏宜「すみません。つい香りに誘われて、入ってしまいました…」
「そっか〜(^O^)。じゃあ、カフェオレなんてどうですか?ミルクたっぷりだし、お砂糖たっぷりも美味しいし。」
宏宜「じゃ、それ下さい。」
「実は、私の自慢のカフェオレなんですよ。任せて下さいね。」
その店員さんは、
手際よく、カフェオレを作って
出してくれた。
「どうぞ(^^)」
宏宜「いただきます。
わっ、美味しい〜(∩.∩)」
「よかった。」
マスター「のりちゃん、クッキーも出してあげたら?」
のり「そうだった。
どうぞ(^^)私が作ったものなんですけどね。」
宏宜「へ〜。これも美味しいです。」
のり「ありがとうございます!」
マスター「お客さんに、のりちゃんのクッキーを、珈琲と一緒に出してるんだよ。
甘さがほどよくて、人気でね。」
僕は、しばらく
マスターやのりさんと話しながら、カフェオレを飲んだ。
宏宜「ごちそうさまでした。美味しかったです。
また来ます!」