poem -memorys-

□キミノコエ
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今更になって 僕は気づく
ずっと君の声が聞こえなかった理由を
僕が変わったからだと信じてた
それでも
僕らは繋がっていると信じてた
だけど違う
君はそうでも僕は違う
僕には君の声が聞こえない理由がある
それは全て 僕の心の中にあって
それは全て 僕の真の弱さで・・・

悲鳴をあげている
涙を止めることを知らずに
君がどんなに叫んだって
僕の痛みは君を受け入れはしない
僕がそれに気づいたのは
どうしようもない 絶望の中で
ただ僕は その中でうずくまっていて・・・

今更ごめんなんて言えない
君はとっくに傷ついた後だ
荒れ狂うのにも疲れて 
きっと・・・涙も枯れただろう
僕が自分に傷つく間 君もずっと傷ついてた
声が聞こえなくたって
何も感じれなくたって
君は僕の傍にいてくれたというのに・・・

コトバを紡いだ
君の好きな詩を唄った
淋しければ話し掛けて
いつも君に慰めてもらってた
すごく憧れた
優しい君が好きだった
でも僕は時を言い訳にして
君の存在を 無いことにしてしまった・・・

君はいま・・・何処にいるんだろう・・・

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