poem -memorys-

□サクラ
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やめよう
小さくなった恋人の楽しかった思い出
私は進まなければいけない
誰を踏み台にしても
この背に翼が生えるまで
私は何度も地に墜ちる苦痛に耐えるから
だって
言葉は届かないから
君はもうそこにいない

真っ暗な静夜が私なら
一日を生む暁が貴方
君には苛立ちばかりを覚えるけれど
次の想い人は貴方
泣いても叫んでも 運命は変わらない
貴方は必ず追いかけてくる
逃げ戸惑う私の手を掴む
それは甘美な夢幻
一時の 偽
その一瞬が壊れた時に私は挫ける
絶望が 闇夜に私を蝕んでいく…
考えるだけで 怖くて眠れない
カタチ無きものしか2人を繋ぐことが出来ない虚しさ
今日も 明日も
狂いそうなその空間で私は生きるの…?

見上げれば夜明け前
煌めきは 未だ見えない…

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